Nakło nad Notecią  　　　窓の外





教会を出て、私たちは町の小さなレストランへ向かいました。

ブレハッチ一家と共に、皆で会食です♪
空はますます、灰色が濃くなり小雨は相変わらず降っています。
ナックオの町の中を歩くのは、雨であろうがなんであろうが、とても楽しいですね・・・・。



煉瓦造りのレストラン、石の階段を下ってお店に入ります。
店内は暗めのライティング、部屋に入るとテーブルが「コ」の字に並んでいて
白いテーブルクロスの上には、キャンドル・・・綺麗な布で飾り付けてあって・・・・
細長いガラスのフラスコ型花瓶に、黄色い花が各テーブルに生けてあります・・・・♪
お店の人が、一所懸命セッティングしてくれたんだなあ〜というのがわかって、暖かい
おもてなしに、心も和みます。

ナクウォを去るタクシーの窓から、皆で外を覗いたら、手をブンブン振る、ラファウさんの姿。


大きく、大きく・・・何度も何度も・・・・。強風の中、雨が降る中・・・・。満面の笑顔で！！
彼の髪の毛が、マフラーが、風にあおられて・・・おおきくなびいています。
「さようならー！」って言っていたのかな・・・。

長い手を振る、ラファウさん。
心優しく、正直で、寿司のネタ話に真剣になり、おどけて飛び跳ね、うっかり忘れ物をしてしまう。
それでいて
鋭い質問をサラリと投げかける。

等身大の、ナクウォ・ナド・ノテションの１人の若者の姿が

心に焼きつきました。


どうして「ラファウさん」が「ラファウさん」になったのか・・・・が
全て種明かしされたような、そんな気がしました。





ナクウォに行ったら、こんな話できました。

「ナクウォのピアノ」